夏の三峯神社周回コースを歩く

更新日: 2024-02-23 19:40
秩父
山行日: 2023年7月2日 日曜日

今回は秩父は大滝村にある三峯神社を歩いてきました。三峯神社は関東随一のパワースポットとして一部で有名です。
ハイカーの中では雲取山へ続く登山口がある場所としても有名かもしれません。三峯神社横にある登山口から約10km、1000mほど標高をあげると、雲取山に到着します。
また、三峯神社からは昔遭難が相次いだ奥秩父の秘境、和名倉山を眺めることができます。

今回の山行では、大輪バス停で下車後、北に歩いて移動して裏参道から登り、三峰神社を観光した後妙法ヶ岳までピストン、その後表参道を歩いて下山するコースとしました。
が、今回履いていった、おNEWの登山靴の調子が悪く靴擦れ。左足のかかとの皮膚がペロペロになってしまいまして、妙法ヶ岳まで行く気力がなかったので、単純に周回して終わりです。


GPX file: yamap_2023-07-02_09_00.gpx


大輪バス停でバス待ってる時に気づいたけど、裏参道から登るんなら大輪バス停じゃなくて岡本バス停の方が近かったような気がします。(注: 川又行きバスなら岡本バス停に止まるが、三峰神社行きのバスの場合、岡本バス停には止まらず、大輪バス停にしか止まらない)


登り始めはこの鳥居から。
ここを少し下って橋を渡り、石段の道を歩いていくと表参道入口となります。


荒川。この川が熊谷のほうまでぐるっと回って東京湾に繋がっているわけです。


真っすぐ行くと表参道登山口なので、ここで右に折れていきます。


途中間違えて木道に迷い込んでしまいましたが、ここは滝の展望台に繋がっていました。



木道を引き返して歩いていくとまた小滝。


ここだけ切り取ると宮崎県の高千穂峡みたいですよね。っていっても思ったのは俺だけか。


また小滝。いたるところに小滝があるぞ、この道…!


ここから上に上がっていくと神庭鍾乳洞がと洞窟があるらしい。


ここが登山口。熊出没注意の看板がちょっと怖い。
表参道はそこそこ人通りがあるけど、裏参道はマジで人通りが少なく、熊いそうな雰囲気の道が続くので少し怖さがあります。
熊鈴ならしてれば遭遇しない、と祈って進むしかありません。


今はあんまりメンテされてないような気もする鳥居。


一度林道に出て、ここから向かいの登山道に入ります。ここでも熊出没注意の看板…。ここらへんは熊多そうだよなあ。


人通りは少ないけど道自体はわかりやすく歩きやすいです。


この日の最高気温は30度超えの予報でしたが、森の中は直射日光が当たらないので思いのほか涼しい。


分岐。右方向を指している指導標が白飛びして見えませんが、三十場に続く道を指しているようです。三十場ってなんやねん、と思ったら地名でした。
てっきり仏教用語かと思いましたよ。

まあなんとなく踏み跡がわからんでもないが…



ある程度登っていくと林道とぶつかるところに出ます。林道からは少し眺めがきいて、妙法ヶ岳方面の山が見えました。


林道とぶつかるところに放置された残置物。林業の道具か何かなんでしょうか。今も使われていたりするのかな。


写真中央あたりが三峰神社っぽい雰囲気。


突然の廃車。だいぶ年季を感じます。
昔は荷物を載せて行き来していたのかな~。


廃車跡からはしばし幅の広い道を歩いていきます。


何かの建物。ここを右に折れて登っていく。


謎の頭蓋骨らしき骨。犬歯っぽい歯が見えるので、たぶん肉食だと思うが…なんでしょうかね。


ようやく山頂あたりに到着。裏参道登山口から約1時間30分の道のりでした。


トイレだ!と思って入ろうとしたらもう閉鎖されてました。
昔はここに三峯ロープウェイの駅舎があったらしい。三峰ロープウェイは表参道登山口のところにある広場とここを結ぶロープウェイのようでしたが、今はもう駅舎も解体されて在りし日の面影は残っていません。
唯一あったんだな~とわかるのはGoogle Mapでこのあたりの地図を見ると、ちょうど直線状に木が切られているのがわかるくらい。


妙法ヶ岳方面。


チラッと武甲山の後ろ姿が見える。ここからだと削られた姿は見えませんね。
たぶん熊倉山の尾根だと思うけど、遮られていて秩父市街は見えません。


私は間違えて鳥居をくぐって歩いて行ってしまったけど、写真左側の道を歩いたほうが本殿には近いと思われます。


興雲閣。日帰り入浴はやっていない模様。一度泊まってみたいところではある。


狼のでかぬいぐるみ。三峯神社は狼を神の使いとして祀っているので、三峯神社グッズも狼がデザインされたものが多いです。
これもたぶんそのうちの一つ。しかし7万円越えは流石にヘビー。


本殿?


意匠が凄い。そしてこんな山奥の神社にこんなに参拝者がいるなんて。やっぱり人気ですねえ。


右奥が雲取山登山口に続く道です。


どっしりとした姿を見せる和名倉山。いつか登ってみたいところだが…。


中央あたりが白岩山、右の方にあるピークが雲取山と思われます。雲取山も登ってみたいよね~


表参道を歩いているとこんな感じの廃屋が何件かあります。
流石に人はもう住んでないはず。


だいぶ立派な家屋ですが、民家のようです。そういえば林道が繋がっているような気もしたけど、基本的に車やバイクで来れるようなところではないので、買い物するだけでもかなり大変なのでは・・・。


正直表参道なのでもっと整地されているのかと思いましたが普通に登山道でした。特に表参道はザレているところもあるので、ちゃんとした靴でないと怖い思いをするかもしれないな~と思いました。
下山途中、サンダルで歩いている一般人も見ましたが・・・。


清浄の滝。



ここもデカい杉が多い道です。奥多摩の御岳山まで通じる道沿いと同じ雰囲気。


忘れ物のサングラス。


なんどか小さい沢のようなものを横切ります。だいたい橋がかかっていたりする。


こういう崩落地もあり・・・ただ通過する分には全く問題ありません。


三峯ロープウェイ跡地から三峯神社方面を見上げる。


大輪バス停には公衆トイレもあり。


後は大輪バス停から西武秩父駅までバス。特急ラビューの待ち時間で、ジェラートを買って食べました。ここはフレーバーが多くていつも迷っちゃうんですが、今回のチョイスは抹茶です。
安定のおいしさ。

以上。