2024年は子の権現と竹寺から

更新日: 2024-02-23 21:52
奥武蔵・外秩父
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山行日: 2024年1月2日


2024年あけましておめでとうございます。

2024年は元日から石川県で大地震が発生するしで、先が思いやられますが、家にいてもぐうたら寝正月になってしまうので、早速山に登りに行ってまいりました。

年始の登山と言えば、飯能にある子の権現と竹寺を巡るのが習慣のようになっております。子の権現と竹寺は何度かセットで歩いているのですが、今回は吾野駅から御岳山神社に向かい、そこから子床峠を経由して子の権現に至るルートを歩いてみようと思います。
この道はいわゆるバリエーションルートに属すると思うのですが、最近はお手製道標が多く設置され始めたせいか、歩かれている山行記録をYAMAPで多くみていることもあり、歩いてみるか、と思った次第。

下山はいつもなら峰から仁田山峠に下山し、さわらびの湯バス停まで舗装路を歩く、というルートを取るのだが、今回は子殿バス停に下山するルートを取った。
下山後はさわらびの湯で汗を流して帰宅する。


御嶽山神社入り口。
御嶽山神社も初めてなのだが、どうせすぐそこに本殿があるんでしょ~となめてかかったら、やたらと階段が多く、山に登る前から既に疲れてしまった。


よくわからないが、ここでも一応お参りしておく。
初ルート歩く前って、なんだか緊張するんですよね。


ここからが階段地獄の始まり。左に迂回路らしき坂道もあるものの、私は階段を駆け上っていくことにする。


お、もう本殿か、まだまだ余裕だぜ、と思っていたら全然違った。本殿までがとにかく遠い。


ここは間違えた道。
ここではなく、写真右側にある(写真に写ってない)階段を登っていく。


途中そこそこ斜度のきつい階段もあって、結構大変だった。
こんなに大変だったとは・・・。普通に普段着でお参りに来ている人もそこそこ見かけたので、完全になめていた。


いよいよ本殿?に到着。この建物の裏側に登山道がある。


早速御嶽山に到着。


こういう感じの道標があるので、迷うことはないと思う。子の権現の参道に出るまでは、いくつか分岐があるのだが、どれも枝が積まれていたりするので周りをよく見て歩いていけば迷う感じの道ではない。


これはなんなんでしょうね。よくわからないのでスルーしておく。


踏み跡も明瞭。子床峠までは極めて歩きやすい道が続く。


唯一難所らしい箇所がここかな。
ロープが垂れていて、そこそこの急坂。逆に言うと、ここ以外は歩きやすい道。


吉田山に到着。


地味にアップダウンが多いものの、まあきつさはそれほどかな、と思う。



結構通る人がいるのか全体的に明瞭(二度目)。


途中倒木を置いて作られてような簡易ベンチもある。


道中こういう感じで分岐があるものの、子の権現に向かう以外の道は枝が置いてあるので、よく道を見て歩けば迷うってことはないと思う。
なお、上の写真では左の道が間違いで右が正しい子の権現に向かうルート。


子床峠に到着。
御嶽山から歩いてきた場合は中央の道から降りてくる。
左右の道はたぶん林業の作業道だと思われる。



手製道標通り、左側の道を歩く。右側の広い道はたぶん作業道かな。
さらにもう一本、西吾野駅に行く道が手製道標に書かれていたが、この道の存在はあんまり覚えていない。


御嶽山と子床峠の間は踏み跡明瞭だったのだが、ここから杉の枝打ち後なのか落ちていて少しわかりにくくなる。
あと、この日が曇りということもあり単純に暗くなる。
まあ全く踏み跡がわからない、というほどでもない。




ここは左側からぐるっと回りこんでくるのだが、下りだと真っすぐや右側の踏み跡に入っちゃいそうだよなあ、と思いながら見ていた。


少し露岩のある部分もあるが、岩場とかはない。


そんなこんなで子の権現の参道に合流。向かいの道を歩いてきた。


子の権現の駐車場から都心方面。


こっちは顔振峠あたりかな。


仁王像?


子の権現。
早速お参りする。本日2回目のお参り。


もっと参拝者がいるかな、と思ったのだが、まだ早朝だからか人はそれほどおらず。
登山者も3~4人くらいいるかな~程度だった。


子の権現を早々に後にし、竹寺に向かう。
途中少し細い道もあるが、全体的にアップダウンが少なく歩きやすい道だ。


笹の道を通り…


階段を登る…。



ここまで来れば竹寺はすぐそこ。右のルートを登って鐘楼ルートを歩いてもよいし、左の谷沿いの道を歩いて竹寺を目指してもよい。


竹寺に到着。


早速参拝する。本日3回目の参拝。

竹寺は参拝者が多く、コーヒーの露店も出ていたりしていた。


竹寺の見晴らし台から。やはり今日は曇っていて景色はよくない。


茅の輪。


この日は甘酒がふるまわれていた。折角なのでいただくことにする。正直、私は甘酒がそれほど好きではないのだが、ここの甘酒は癖がなくとても飲みやすかった。
お代わりしようかと思ったが、まだ山道を歩かないといけないので、一杯だけにしておく。トイレが近くなっても困るし。


みそポテトとコーヒー。
竹寺はお寺を盛り上げようと色々と試行錯誤されているような雰囲気を感じる。ライトアップイベントとかもやってたし。



甘酒は自分で注ぐスタイル。


みそポテトを食べようか迷ったのだが、ここは団子を食べることにした。

この団子がとても美味しい。もち米の粒感が若干残っているのだが、外側はパリッとしている。こんなにおいしい団子があるのか、と衝撃だった。
また食べに来ようと誓う。


現金だけかと思ったらQRコード決済、クレジットカード、タッチ決済まで対応している。すごいぞ。

ちなみに、今回私が食べたのはみたらし。他の味も気になるところ。


薬膳茶。薬膳茶って癖が強いイメージがあったけど、ここの薬膳茶は癖がなく普通のお茶に近くて飲みやすかった。


食事も楽しめるけど、ものによっては事前予約が必要だった気もする。そば・うどんなら問題ない気もする。どうだったかな。



竹寺には何度も来ているけど、やはりなかなか良いところだと思う。


竹寺を後にして、子殿バス停に向かう。


いつもはここから写真奥の道へ歩いていって、仁田山峠に下山するのだが、今回は初めて子殿バス停ルートへ降りる。


こっちが子殿バス停へ続く道。


鐘楼ルートへの分岐もあった。おススメらしい。


振り返って撮影。奥から一気に高度を下げてここまで。


目の前に伐採地が広がると…


見晴らしの良い場所に出る。
ここは送電鉄塔が通っているためか木が伐採してあった。
向かいはたぶん有馬山・蕨山の方だと思う。


いつも仁田山峠に下山するルートを歩くときは上の送電鉄塔の場所から下を見下ろして写真を撮っていたんだけど、今日は下から。


送電鉄塔のあたりで少し藪っぽいところに入って写真を撮っていたら、くっつき虫がズボンにくっついていて取るのが大変だった。
送電鉄塔から子殿バス停までは再び歩きやすい道を降りていく。


舗装路が見えたら下山まではすぐ。


下山!この近くに子殿バス停があった。


木が伐採されている辺りがたぶん棒ノ折山かな。


さわらびの湯。

ここのバス停は棒ノ折山に登るときに何度か降りていたんだけど、さわらびの湯に入るのは初めて。
大人800円で、少し湯場は狭いが良い温泉だった。
タオルも着替えも持ってきてなかったので220円でフェイスタオルを購入。