武蔵五日市駅から日の出山に登る

更新日: 2024-02-23 19:49
奥多摩
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山行日: 2023年3月19日

今回は奥多摩、武蔵五日市駅から金比羅山を経て、日の出山に登ります。

今までずっと、登山を始めてからほとんどの山行は奥武蔵と外秩父の山に登ってきましたが、大抵のノーマルルートは歩いたので、若干飽き気味。そういうわけで、これからはいよいよ奥多摩と丹沢にも歩きに行こうと思っております。
早速、いくつか奥多摩と丹沢のガイド本を買いました。今回はソロ山行ではなく、彼女氏も一緒に歩くので、ガイド本の中から危険個所が少ない初心者向きで、見晴らしの良い、下山後に温泉とかセットで歩けるようなルートを探していたところ今回の日の出山、つるつる温泉コースとなったわけであります。

途中ひらけたところに出て少し眺めがいい。

どうも金比羅山は巻いていけるらしいが、折角なので寄っていくことにする。写真左の方に見晴台がある。

ちょっと霞んでいる気もしますが、前日に雨が降ったせいか結構遠くまで見渡せますね。

左の方、地平線にスカイツリーがたっているのがわかります。

奥の方は湘南方面だと思う。

東屋であったおっちゃんが、キラキラ輝いているのが湘南の海、と言っていたんですが、遠すぎて写真じゃ分からなさそうな気がする。

琴平神社。

このコース、あんまり人がいないんですよねえ。奥武蔵並みに人とすれ違いませんでした。

日の出山山頂下の、つるつる温泉との分岐のあたりから人がかなり増えるんですが、武蔵五日市駅とその間の区間ですれ違ったりしたのはたぶん10人くらいではないかな。

奥多摩は人いっぱいという印象だったので、これは非常に意外。

しばしアップダウンの少ないなだらかな道を歩きます。

また眺めが良い。ここも伐採地だったかなあ。こういう眺めが良いところが数箇所あるんですよね。鹿避けっぽい柵がはられているところもあるし、急斜面をトラバースするような道で柵もなく、見晴らしがいいところもある。

樹林帯、自然林、伐採地と景色が変わるので飽きない道です。歩いていて楽しい。

柵にそって登るとピークに立てそうな気もするけど、連れもいるし、行っても何もなさそうなので行かずじまい。

写真中央のあたりがたぶん日の出山だと思うんだけどどうかな。日の出山まで結構長かったんですがいよいよ山が見えてくると嬉しいですね。

あとはちょっと登れば日の出山山頂なのだが、山頂手前の階段が地味にきいてくる。

連れは完全に戦意喪失していましたが、この階段、かなりステップが小さいので歩きやすいです。山でここまでステップの小さい階段は見たことないよ。

階段地獄ですよ。なかなかのつらさ。ステップが小さいのでまだいいけど

山頂に到着。山頂はものすごい人出。今までほとんど人がいなかったので、どこから来たんでしょうか。たぶん御岳山から歩いてくる人が多いんでしょうね。まあ近いからなあ。

東屋の向こうにベンチがあり、そこがたまたま空いていたので、そこに座って休憩します。

お昼はつるつる温泉で食べる予定なのだが、一応食料はそこそこ持ってきてあります。

連れは他の登山者がお湯を沸かしてカップ麺を食べているのを見て、カップ麺食べたいと言っていました。それもいいけど、バーナー持ってないし、汁をどうするか問題もあって私はあんまり乗り気じゃないんですよねえ。水筒にお湯入れて持ってくればバーナーはいらないし、汁も全部飲めばいいんだけど・・・。

奥武蔵の堂平山とか天覚山の山火事もあったし、山で火はあんまり使いたくないなあ、と思うのです。

ここには珍しく立体の地形図が置いてありました。いやーやっぱり東京の山だからかお金がかかっている。非常にわかりやすいし、地形がわかりやすくていいですね。

私もこういうの家に欲しい

山頂は混んでいるし、温泉に早いところ入りたいので、早々に撤退します。

撤退ついでに日の出山にある東雲山荘を見にいきました。

写真は東雲山荘近くの御岳山への分岐の道。やっぱりこの道凄い混んでいる。

東雲山荘は素泊まりのみ、ガス水道の設備なしの山荘ですが、こういうのが手軽に登れるところにあるといいなあ、と思います。奥武蔵には泊まれる山荘はもはや一軒もないですから。昔は伊豆が岳山頂に泊まれる山荘があったらしいですけどね。それでいきなり雲取山荘とかいってもいいけど、練習はしたいよね。

東雲山荘前にはトイレ。

林道からしばらく歩くとつるつる温泉に到着。

温泉、食事はなかなか良かった。ただ温泉の洗い場、水圧が妙に低いのがちょっとね、というところではあります。贅沢な悩みでしょうが。

入り口の右側にザック置場があるんですが、入館時は結構空いていたザック置き場が、退館時にはほぼ埋まっていました。あとどうも人が多すぎるみたいで、入場制限も行われていたり、結構人気なよう。

この建物の前のところがバス停になっているので、あとはバスに乗れば武蔵五日市駅までつきます。